佐藤敏光さん

世界選手権モトクロスを撮り続けてきたカメラマン。

世界チャンピオンを10回獲得したレジェンドライダー、ステファン・エバーツ選手の写真集を手がけるなど、オフロードモーターサイクル界ではレジェンドの中のレジェンドとして知られるカメラマンである。

被写体をリスペクトしながら押されるシャッターショットは、気迫あふれる選手の表情や、マシンの躍動感といった瞬間の奥行きを写しだす。

SSTRでは毎回数千にも及ぶ参加者の写真を撮り続け、ゴールする人々へのリスペクトの証として、すべての人の表情を捉えつつ、ホイールが廻っていることにこだわって流し撮りを行う。

2020年10月に輪島市で行われたSSTRの付帯イベントに登壇。

撮影終了時には手指や身体に痛みが残るほどだという佐藤さんの真摯な姿勢もまた、SSTRライダー達からも非常にリスペクトされているところである。