高山正之さん

「Mr.ホンダ」の異名をとる元本田技研工業広報部主任
1974年に本田技研工業に入社、狭山工場勤務となる。

1978年にはモーターレクリエーション推進本部に配属され、同部署にて1983年には日本初のスタジアムトライアルを企画運営。

1986年にはウェルカムプラザ青山の企画担当となり、鈴鹿8時間耐久レースの衛星中継などを実施。

1994年、本田技研工業国内二輪営業部・二輪広報課に就任。

二輪メディアの対応に就き、2001年にホンダモーターサイクルジャパンで広報の任についた後、2005年より再び本田技研工業広報部に就任。

40年以上にわたり二輪のフィールドで主にメディア関連業務に携わり、二輪誌編集者からは「ホンダ二輪の生き字引」として、その丁寧な対応ぶりが多くの尊敬を集めている。

原付からMotoGPマシンに至るまで、実に様々な車種の広報に携わる中でも、創業者本田宗一郎と藤澤武夫両氏による渾身の製品であるスーパーカブについては、その歴史の伝道師というべきほど広い知識を持つ。

再雇用後の定年退職を迎えた2020年(7月4日)は、折しも空前絶後のカブブーム。

高山さんの経験や知識が多くのカブ主に求められる中、今では一人のカブ主としてカブを楽しみながら、カブ専門誌やカブイベントでも活躍している。