No.2513 小金森 輝久 さん

【タンデム参加 未来へのバトン「6歳の決意」】

「バイクに乗って千里浜行けたら誕生日にシンカリオンのオモチャ買ってやる」10/20が息子6歳の誕生日、それを聞いた息子の眼がキラっと光る
夏前から少しずつバイクに乗せて郊外、山道、都市部の渋滞練習 本番は10/19土曜日、スタート地点は愛知県蒲郡竹島  奥さんと3歳の娘はサポートカーにて応援隊
(父)「だいじょうぶかー?」
(息子)「だいじょうぶー」
(父)「寝るなよー」
(息子)「うん♪」
ヤル気ブンブンの息子、でもその5分後、スタート間もない高速道路走行中、早々に舟を漕ぎ出す(汗)
普段から寝付きが良く寝たら起きない息子 タンデムベルトしてるとは言え、頭と手脚がグッタリしてると傍から見ると落ちそうでハラハラドキドキ
飛騨のトンネル群を抜け富山に入るといよいよ雨雲が 東海北陸道城端SAでレインウェアを装着し出発
金沢市内のバイパスから、のと里山海道目指すも気圧の谷の影響でバケツをひっくり返したような土砂降りの雨とハンドルをとられる突風 遮蔽物の無い、のと里山海道は危険と判断しバイパスから一般道へ下り千里浜を目指すことに  一旦ドラッグストアの駐車場へ避難
息子をサポートカーに乗せようとするも息子はそれを拒否
「クルマ乗らないの?」
頷く息子
「このままバイクで千里浜行きたいの?」
強く頷く息子
横殴りの暴風雨でも燃える闘魂の息子
(まさかバイク降りたらオモチャ買って貰えないとおもってる?)

結局タンデム続行
途中、集中豪雨でステップの上まで冠水した道を走ってると対向車の水飛沫ではなく「波」がバシャバシャと押し寄せてきた
無敵のゴアテックスブーツも裾口からのダイレクト浸水には無力でした♪
でも、息子の決意に父は感動
成長したなぁ

千里浜なぎさドライブウェイは当然通行止めだったけど、千里浜付近で手を振るボランティアの皆さんから通り過ぎてから
「ちっちゃい子が乗ってる!」と驚かれました♪
父の身体がデカいから前からだとタンデムに見えないよね(笑)
息子5歳の最終日、無事にゴールできて良かった♪
元日の地震で石川県の従兄姉達と親戚、親父とお袋の実家が被災して2月に親父が他界して
8月に自分が生まれ育った東京の家も無くなって「ただいま」と言える場所「おかえり」と言ってくれる場所が無くなって辛い年だったけどSSTRで出会って結婚できてSSTRでその息子とタンデムゴールできたことで、なんだか未来へバトンを繋げた気持ち
来年こそ息子とゴールゲート潜り、そのあと家族4人バイク2台タンデムで千里浜目指します!
ゴール翌日、6歳の誕生日を迎えた息子
約束通りシンカリオンのオモチャ買って貰ってウキウキでした♪
なぜか娘3歳も便乗♪

 

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