No.5766 野本 照和 さん、智子さん

【SSTR2023 参加記 】
ゼッケンNO.5766
出走日 : 2023年5月23日(火)
氏 名 : 野本 照和
同乗者 : 野本 智子

投稿者 : 野本 照和 

【 SSTR2023 参加記 】
数年前『SSTR』を知ってから、いつか参加したいな~、参加できたらいいな~と思いながらも時が過ぎ、なかなか勇気と決心がつかず。
そんな思いを知ってくれていたのか、昨年末くらいから妻が『来年はSSTRに行きたいな~』と言い始め。年を越したあたりで、SSTRに関するサイトを日に何度もLINEで通知してくるように・・・
毎日のように 『 結婚30周年の記念旅行はSSTRしかない!!! 』 と、半ば強制(笑)と思えるくらいの圧で言われるようになって、参加を渋々承諾。
エントリー開始日通勤途上バス停にてエントリー完了。エントリー後も、楽しみよりも不安(自分の体力・バイクの古さ・気力)のほうが大きく。
それでも、日々いろいろ準備(用品購入・スタート地点選定・走行工程など)をしていくうちに楽しみのほうが大きなっていき、出走予定日の出発地(御前崎灯台)・経由地(岐阜)・ゴール(千里浜なぎさドライブウェイ)の天候をこまめにチェックし、気持ちも高まり当日朝を迎えた。
出走当日未明はあいにくの雨、風も強め。ホテルを4時に出発し、スタート地点に決めた御前崎灯台駐車場へ。日の出前にも関わらず応援に駆けつけていた地元の男性に写真を撮っていただき、女性にスタート記念オリジナルステッカーをいただき、勇気をもらった。
日の出時間を待っている間に小雨になったものの日の出は拝めず。
スタート後も、静岡・愛知県内は雨脚が強くなり、視界も悪く、インカムも途中で使えなくなり、スマホのナビ音声が聞こえない状況で土地勘のないエリアを走行。何度も行き先チェックのため停車を余儀なくされた。
そして何度となく道に迷い、どうにか岐阜県に入るころには雨は上がったものの、気温は20度前後で体は冷え、後ろにのる妻も寒そうだ。
はじめての参加でポイントを取ること、15時前にゴールすることを最優先したため、途中立ち寄る予定も数か所パスせざるを得ず。
とは言いつつも妻をタンデムシートに乗せ走るロングツーリング。いくつものトンネルを抜け、カーブを走り、風を切りながらの走りを楽しんだ。
スタートから10時間、なんとか最終立ち寄り予定ポイントの指定「道の駅 倶利伽羅 源平の郷」に到着。規定の15ポイントをやっと獲得し、一路ゴール「千里浜なぎさドライブウェイ」へ!
海風が激しく吹く中、砂浜を走っているときの気持ちの高ぶりと感動。砂交じりの海風も、気にならないほどの達成感。妻に背中を押され初参加した『SSTR2023』。
最高の景色と感動を得られた喜びは『参加してほんとうによかった!』(事故・転倒がなくてよかった)
翌日は、アフターSSTRのため能登半島をめぐる予定。行き先は妻には内緒にしてある。
32年前、妻(CBR250Rトリコロールのハリケーン)と私(CBR400F3ENDURANCE)で訪れた思い出の地『恋路海岸』へ。
32年前に訪れた時乗っていたそのCBR400F3ENDURANCEで。今回はタンデムとなったが、大切な思い出の地『恋路海岸』に再び妻と二人でたどり着いた感動は・・・妻は喜んでくれているのだろうか??
(32年前に履いていた同じブーツを履いて恋路駅に立つ)
今回SSTRに参加・完走できたのは、開催にむけご尽力いただいた事務局のスタッフ皆様。震災の影響も残る中、我々バイク乗りを暖かく迎え入れてくださった地元石川県のサポーターの皆様のおかげ。言葉では言い表せられないほどの感謝です。
そして、私の背中を押して参加に導いてくれた妻に32年分の感謝を込めて・・・『 ありがとう 』
また、いつか息子たちや孫(3歳・0歳)たちと一緒に、一番星(幼くして天国に行った娘)が輝く夕日の『千里浜』に帰るときに思いを馳せて、あいつ(CBR400F3ENDURANCE)と走り続けるのだろう。
【 自分自身のテーマ 】
Challenging Self Revolution and Make Precious Memories New Memories
自己革命に挑戦!
大切な思い出を新しい思い出に!

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