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PREMIUM SSTR2022 にご参加いただいた皆様へ

PREMIUM SSTR2022 にご参加いただいた皆様へ。

 

 この度は「PREMIUM SSTR2022」にご参加をいただき、誠にありがとうございました。10月1日の当日、少し遅い台風の連発など、心配しておりました天候にも恵まれ、風もなく、波も穏やかな海上の水平線には、素晴らしい「夕陽」が見られたことに、大いなる感謝を致したいと思います。

 

しかしながら、その好天の裏側では、(10月1日)当日の夕暮れ以降の砂浜において、路面状況の悪化が発生してしまい、僅か数百メートル先のゴールゲートを見ながらにして、くぐることが出来なかった多くの方々が出てしまったのも事実でした。

 

千里浜を毎日のように管理整備するプロの管理者の方と共に『随分と広くなった砂浜』に安堵しつつ、一方において“晴天続き”が仇となる路面の乾き具合に一抹の不安も感じながら、前日からの散水車の運行も頻繁に行なって砂浜のコンディションを保つ努力は怠らなかったのですが、ここに至るまでの降雨量や天候状態、更には波の高さや、風が織りなす砂浜(自然)の状態予測は、プロにおいても決して読みきれないものがあり、結果として今回、沢山の2輪の通過によって路面は予想以上の“フカフカ状態”に、相なってしまったという次第でした。

 

  <ゴールゲートがくぐれない、その背景は?>

その“フカフカ”地点の一つ目は「千里浜IC付近」の排水パイプが地中に埋められた箇所。もう一つはゴールゲート通過後の運動公園Pに駆け上がる浜の「右コーナー」でした。私たち本部はこの2箇所の状況を見ながら、ゴール受付の終了予定時刻18時30分以降のゴールゲートのクローズと共に、千里浜IC付近(ここもフカフカ状態)からの直進を諦め、そこから県道へ登る道(道の駅方面)へと誘導をさせていただきました。

 

目指してきた「ゴールゲート」もくぐれず、本当に残念な思いをされた方々のお気持ちを察すると、時間を過ぎてもゲート通過をしていただきたいのは山々ではありましたが、この時点において想像に易いゲート通過後のスタックや転倒などのリスクを考慮し、あのような対応とさせていただきましたことを、ご理解いただけますようお願いを申し上げます。また、それに付随しましたあの場面と状況下における「誘導」の分かりづらさの点につきましても、今後の課題として改善をさせていただきますことをお約束申し上げます。

 

 また更には、あの状況下においてゴール受付へ辿り着けず、「参加賞」を受け取れなかった方々に対しましては、今回、参加賞の受け取り用フォームをご用意して、連絡をさせていただきますので、フォームに必要事項をご記入の上、返送をお願い申し上げます。

 

ご存じのように「千里浜」は今、砂浜の大浸食の問題を抱えております。その浸食状況に一喜一憂をしながら(地元では闘いです)、そして、月日の流れと共に絶え間なく変化する自然(砂浜)状況を見据え、観察し、その時々の“ベスト”の判断を下しながら、誰もが参加できるイベントを目指す SSTRではありますが、なんと言っても相手は、とてつもなく大きい「大自然」です。運営サイドで“リカバリー”仕切れない範疇もあります。今後も、私たちのフィールドが「千里浜」であり続ける以上、ご迷惑を余儀なくする場面も多々あろうかと思いますが、今回のこの様な出来事を、今後における大きな改善点として、参加者の出来る限りの“安全と安心”のゴール確保を目指し、万全の体制も整えて参りますので、今後の皆様の引き続きのご愛顧とご参加をお待ち申し上げております。

 

この度の「PREMIUM SSTR2022」への参加、誠にありがとうございました。

そして、いつもの「一人ひと砂運動」へのご協力に感謝申し上げます。

 

 

2022.10.5 SSTR運営委員会

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