千里浜に着いたら必要になるアレ
今回は、SSTRの参加が初めての方に、スタンドサポートの使い方ついて解説したいと思います。
スタンドサポートは普段はあまり使わないけれど、SSTRには必須なもの。
SSTRでは、全長約8㎞の千里浜なぎさドライブウェイ上のどこかでゴール登録をしてからゴールポストをくぐってゴールすることになっています。
このとき、たいていの方はそれと同時にバイクと一緒に記念撮影をしたりするのですが、場所は砂浜。
サイドスタンドを立てただけでは、スタンドが砂にのめり込んでバイクを倒してしまうんです。
スタンドサポートはこれを防ぐための便利なアイテム。
ただ、その使い方にはちょとしたコツがあります。
スタンドサポートってどんなもの?
今回の使用例に用意したのは、DAYTONAさんから発売されている紐付きタイプのスタンドサポート。
セット内容は写真のように、本体と紐、そしてその紐をハンドルにかけておくフックの3点で構成されています。
スタンドサポートの「コツ」って?
さて、いざ使おうという場面ではまず、スタンドサポートをどこにしまっておくが重要です。
千里浜に近づいてからでもよいのですが、忘れないようにスタンドサポートはウエアのポケットにしまっておくようにしましょう。
というのもこれは、砂浜についたらすぐ、バイクにまたがったままスタンドの下にサポートを敷く必要があるためで、もしツーリングバッグにしまっていたら、砂浜の上でバイクを支えながら往生することになってしまいます。
ポケットからさっと取り出せれば、こうして往生することもありませんね。
「スタンドサポートはポケットへ」これはまず覚えておきましょう。
このように設置できれば安心です。
またスタンドサポート使用中は、ひもをハンドルなどにかけておくことで、置き忘れ防止対策になります。
ゴール地点登録が済んだら
次に、撮影などを済ませて乗車される際ですが、これは単純にバイクを降りるときの逆を考えれば大丈夫。
バイクにまたがって引き起こしたら、スタンドの紐をたぐって回収です。
ちなみに昨年の私は、かまぼこの板をスタンドサポートとして持っていったわけですが、紐をつけていなかったので、回収に苦労しました。
なので、かまぼこ板を持っていく場合にも、穴をあけて、必要な長さを紐をつけておきましょう。
また、空き缶などをつぶしてスタンドサポートとして利用する方もおられるように聞きました。
それ自体を否定するわけではありませんが、その際も必ず、使った空き缶を砂浜に放置せず回収し、砂浜はキープクリーンでお願いいたします。
知っていればキャンプ場でも役に立つ
冒頭でお伝えしましたように、スタンドサポートは普段あまり出番のないアイテムですが、荷物を多く積んでいる場合のキャンプツーリングでは、柔らかい地面にバイクを止める際の心強い味方になってくれるので、この知恵は知っていて無駄にはならないものだと思います。
(ロケ地;茅ヶ崎港)