SSTR2022

5/22(日)穴水町主催「あなみずセカンドステージイベント」が盛況のうちに終了

穴水町に約200台が集結

雲間を割く艶やかな夕陽に迎え入れられた10周年のSSTR。

初日から一夜明けた22日、午前11時より穴水町の「あすなろ広場」において、穴水町が主催するSSTR歓迎イベント、「あなみずセカンドステージ」が開催されました。

前日までぐずついた空が晴れたこともあり、こちらには約200台のバイクが集結。

会場では穴水町の吉村光輝町長による歓迎のあいさつに続き、全国からやってくるライダー達を歓迎しようと開設された「まいもん市コーナー」がオープンしました。

吉村光輝町長

同時に、この日のメインイベントである、SSTRメインプロデューサー、風間深志が登壇するトークショースタート。

「バイクが好き」って何だろう?

ステージでは今回このイベントの企画を担当された、金沢星稜大学人間科学学部の池田幸慶先生が進行を務め、「バイク女子部」のNOTO代表 伊藤幸都美さんと共に、バイクが紡ぐ街・人・自然とのつながり、そうしたバイクの夢や魅力を語る約30分間のトークセッションが行われました。

 

バイクと感じた人・街・風の魅力が人生の原風景に

池田教授はバイクをこよなく愛するライダーの一人。

これまでもSSTRに関わってこられ、当日も羽咋会場から風間深志と共に愛車で会場入り。

「かつてZ2を駆り、日本中を旅した経験があり、バイクに乗り始めたばかりの青年期にはツーリング先で街々の風のにおいに触れ、ゆく先々で声をかけてくれた町の人の温かさの記憶は未だ新鮮で、それがこうしてバイクで街を盛り上げる活動の原風景になっている」と言います。

 

バイクならではの魅力って、こういうことだと思う

風間深志からはバイクの魅力の本質と、SSTRを着想した経緯についての話。

「『バイクが好き』という気持ちを突き詰めると、それは『自然を感じるのが好き』ということになり、やはりそこには柔道や剣道などと同じうように、「バイク道」というのがあるのだと思いますね。

そしてその道を究めたいという気持ちから、『大自然を極めたい。』という気持ちになり、そこに挑んで名だたる山々、砂漠や南極・北極などの極地に分け入ることになったんです。

そんな極地で感じたのは、空気や水やメシのありがたさ。

バイクは「倍苦労する」という意味とも思うのだけれど、辛いことも多い乗り物が故に、バイクは普段『ツマラナイ』とさえ感じている「日常ありきたりなこと」のなかにある「ありがたさ」を気づかせてくれ稀有な存在でもあります。

またバイクはこれまで競争のフィールドを軸に発展してきた経緯もあり、そこに関係のない人たちからすれば、ただのうるさい乗り物ということになってしまうんです。

ただ、バイクは先述のように、やはり人の人生にとって素晴らしい相棒であることがその魅力の本質

これこそがバイクなのだと、世の中の人に理解してもらうためには、こうして皆さんが集まって能登・穴水町の素晴らしさを感じてもらえているように、旅を軸として、そこに集まる人々の気づきや感動、そういったリアルな言葉を様々に集めてバイクというものを表現していく。

そんな風に、バイクで非日常に出かけていきながら、そこで味わう喜怒哀楽を通じて、二輪文化を広めたいと思ったのがSSTRを始めた動機です。

そのステージに選んだのが能登。

太陽を追いかけて夕陽と共にその旅の終焉を迎える。

そんな冒険を、1泊2日くらいの現実的なサイズで実現できる日本の中で最高の場所が能登なのです。

是非皆さんにもSSTRを通じて、能登の素晴らしさを体験してもらいたいと思います。」

 

バイクの魅力は人と里の「つながり」

「バイク女子部」のNOTO代表 伊藤幸都美さんより、街の自然を肌で感じられるバイクの魅力についてのお話もありました。

「バイク女子部」は全国に約3,400人が参加している。

能登や箱根、名古屋など、いろいろなところに行くようになり、バイクに乗るようになったことで友達も増えました。

SSTRには途中お休みもありながら、第2回目から参加しています。

私は今は東京の方に住んでいますが、穴水町出身。

たまに帰ってくると、地元の良さを感じます。

やはり能登ならではの空気があり、中でも能登では美味しいもののことを「まいもん」と言いますが、多くの方に穴水に来ていただき、そのおいしさ、素晴らしさ知っていただけたらと思います。

 

バイクは人を童心に帰し、夢を見させてくれるもの

風間さんのお話の中から、童心に帰って夢を見させてくれるのがバイクなのだと思いました。

バイクに限らず何事においてもそうなのだけれども、夢を追い続けること、そしてその夢を実現に向けていくことが大切です。

バイクは、日常の営みの中に様々な気付きをもたらしながら、人の心を豊かにするもの。

能登はこれを表現する舞台として相応しいところです。

しかし、バイクが危険なものだということも事実として受け止めておかなくてはいけない。

安全運転でネガティブなイメージを払拭し、バイクツーリングを必要とされる文化として世の中に浸透させていきましょう。

 

30分という時間の中で、やや駆け足ではありましたが、バイクの魅力の本質が表現された、有意義なトークセッションとなりました。

 

 

「バイクが好きです!」


会場最年長のライダー。

客席で話の進行を見守っていたところ「せっかくですから」と、池田教授からコメントを求められ、

「私は1936年生まれです、50歳ころからこれまで45万キロ走ってきました。

バイク大好きです!

という強い言葉に、会場から拍手が沸いていました。

 

 

 

石川県警「歩行者保護に配慮した運転を」

石川県警から「歩行者との事故が増えている、是非歩行者保護を念頭に置いた運転をお願いします」と参加ライダー達に注意を呼びかけていました。

 

 

特産の牡蠣や糸モズクの鍋が振舞われた他、能登牛などの地元の味はもちろん、多方面から集まったフードトラックで様々な味が楽しめるとあって大いに賑わい。

この他にも革細工のクラフト体験コーナーや、能登ワインのオリジナルラベル製作コーナーなど、能登の名産品に思い出を刻めるコーナーも人気を集めました。

 

 

 

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