SSTR2022

SSTR歓迎事業 返礼企画 MOTO/NOTO(モトノト)~その2~

☆2022年6月20日(月)追記

この度の地震で被災された方、お怪我をなさった能登の皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。

すでに報道等でご承知のように、6月19日(日)、能登地方で震度6弱の地震が起き、翌20日にも震度5弱の余震がありました。

震源域となった珠洲市ではその中でも大きな被害を受けています。

人命を奪われるようなことはなかったとのことですが、本日21時現在までに7名の方がお怪我をされているとのこと。

家屋の倒壊はないということですが、家財が倒れるなどの被害は多く、住民の方々が心配な日々を過ごされていることに胸を痛めております。

ここに登場する見附島も一部崩落が見られ、道の駅すずなりの駅舎にもひびが入るなどの被害があったという報道を目にしました。

復旧に忙しいはずの現地を思い、特にこちらからの被害の確認などは控えていますが、恐らく珠洲市のみならずさらに多くの被害もあったのではないかと思います。

今すぐ何かをして差し上げることができず、心苦しいところではありますが、いまだ余震の続く中にいらっしゃる能登の皆様がどうかこの後もご無事で過ごされますように、心よりお祈り申し上げます。

冒頭にも申し上げました通り、この企画はSSTRで私たちライダーにおもてなしをしてくださった能登の方々に感謝の気持ちを表そうという企画。

ですので、読者の皆様におかれましても、感謝とお見舞いのお気持ちで読み進めていただければ幸いです。

筆者 拝


能登を周って千里浜へ

皆さんと一緒に、SSTR応援・おもてなし事業でお世話になった能登各地の皆さんに「ありがとう」の気持ちを表していく返礼企画「MOTO/NOTO」。

「その1」では名古屋から足早に七尾市を周ったわけですが、今回はさらに能登半島を巡りながら、千里浜の夕陽を見送りに行きます。

これまで同様、足早な旅となりますが、そこは他力本願なこの企画。

FacebookのSSTRコミュニティーで、いろいろと「肉盛り」をしていただければと思います。

それでは、旅の続きを始めましょう。


珠洲市

バタバタだった七尾市の次は、珠洲市(すず市)についてご案内します。

「狼煙」だけじゃない珠洲市の魅力

能登半島を訪れるライダーなら一度は目指したいのが狼煙。

狼煙は珠洲市にある能登半島突端の地。

道の駅狼煙だけで販売されている「狼煙ステッカー」を貼ったバイクを見るたびに、『凄いなぁ』、『行ってみたいなぁ』と、うらやましさがみなぎります。

それだけに、珠洲市=「狼煙」というイメージを強く持つライダーも少なくないのではないかと思いますが、狼煙だけにとどまらないのが珠洲市の魅力。

この町には、2015年のNHK朝ドラ「まれ」の舞台にもなった塩田は400年以上の歴史を持つ日本唯一の揚浜塩田があり、今なお伝統の製法で「塩」・「にがり」が造られています。

そして、恋路海岸から見附島に至る3㎞の海岸は、

古くから土地に伝わる伝説にちなんで「えんむすびーち」と呼ばれ、婚活や恋人たちの聖地としても人気のスポットです。

今年のSSTRでは、「マリッジ・セレブレーション」と銘打って、今年3月から5月28日の期間中に入籍されたSSTRにご参加のカップルを祝福させていただいたのですが、次回のSSTRでもカップルや婚活中の方がご参加になるなら、こちらはお勧めの景勝地です。

 

ここから約15分ほど北に行ったところにある「道の駅すずなり」では、SSTR参加者特典として、名物の塩サイダー50円引き、そしてソフトクリーム100円引きのサービスが提供されていたほか、 周辺宿泊情報の提供もしてくださっていました。


輪島市

 『ライダーを笑顔で歓迎する都市』宣言の輪島市

能登と言えば、他を知らずとも「輪島」という地名は知っている方は多いはず。

この地に古くから伝わる輪島塗の漆器は、能登を代表する産物として全国にその名を知られています。

道の駅輪島は『ふらっと訪夢』という複名が示す通り、元はのと鉄道七尾線の終点輪島駅。

その名残を残す立派な駅舎のお店には、自慢の漆器を中心とした土産物が数多く並んでいますので、

手に取って愛でながら、じっくり選んでみるのもよいでしょう。

漆器の街、輪島市は風間深志がモーターサイクル親善大使を務める『ライダーを笑顔で歓迎する都市』宣言の街。

 

日本海を眺めることのできる「道の駅赤神」では、SSTRライダー限定でホットコーヒーが、漆塗りの特製カップで無料提供されていました。

事前に紹介記事を書いていたので、このコーヒーサービスについては知っていましたが、ご丁寧なことに、ライダー1人1人にドリップしてくれることまでは知らず、その歓迎ぶりに痛み入るばかり。

ゴールへと先を急ぐ中、穏やかな景色の中でいただいたこの1杯が、気持ちをかなり落ち着かせてくれました。

とはいえ、赤神に来たのが既に15:30頃。

この癒しの風景にも後ろ髪をひかれながらコーヒーを飲み干して、千里浜のゴールに向かいました。

このほか、今回のSSTRで輪島市では、

  • 世界農業遺産に指定された「能登の里山里海」を代表する棚田「白米千枚田」
  • 国の重要文化財 「旧角海老住宅」
  • 石川県輪島漆器美術館
  • 輪島キリコ会館

など様々な文化展示施設の入館料が特別料金または無料で入館できたほか、SSTR期間中、輪島キリコ会館では石川県無形文化財に指定されている「御陣常太鼓」の無料実演なども行われていました。


※「御陣常太鼓」写真は2019年のもの

この他にも、ライダー限定情報の提供など、町全体でSSTRライダーに手厚いおもてなしが展開されていました。

見どころたくさんの輪島市、次回はアフターでゆっくり訪ねたいと思います。


羽咋市

ゴール後の貝汁が心に浸みた

  SSTR参加者ならだれもがその名を知るゴールの地羽咋市。

おじいちゃん・おばあちゃん、子どもたちを連れたファミリー、はたまた市内でアルバイト中の宇宙人?までが大きく手を振って、遠路はるばるやってきたSSTRライダー達を「おかえりー!」とお出迎えくださいました。


 地元の方々の「おかえりー」でライダーは皆笑顔に。

 

羽咋市にある宇宙博物館のキャラクター「サンダース君」は、
SSTR第10回開催を祝ってはるばる宇宙からやってきた?


大家族そろってのお出迎えに感謝です。

ゴールゲートを潜り抜けた後、駐輪場にバイクを置いて砂浜に戻ると、まず目に飛び込んでくるのは羽咋市の皆さんが無料で振舞ってくださる貝汁。

これまでのコロナ禍で実に3年ぶりとなっただけに、味わいも一入。

いつも大人気で、日没間際にはもう予定数を終了していることが多いと聞きますが、今回は日没の花火が打ちあがった後も、こうして大賑わいでした。

初回からSSTRを見守り、おもてなしをしてくださってきた羽咋の人々。

この光景を私たちはこれからも忘れることはないでしょう。

今回、羽咋市ではSSTR10周年を記念して、

  • 観光ボランティアガイドの「こんまち羽咋」の方々による妙成寺・唐戸山・羽咋神社の無料案内
  • 宇宙人のサンダー君がバイト?している宇宙科学館コスモアイル羽咋の優待料金での入館
  • 「おもてなし企画」を実施する市内の観光名所・飲食店・宿泊施設等での様々な優待

など様々なご配慮をいただいたほか、SSTR CAFÉでのシーニックスタンプ押印などのサービスも行われました。


「その3」へ続く

さて、珠洲市→輪島、ここから一気に千里浜のゴールへと向かいました。

相変わらずの急ぎ足でしたので、ゴール後に同じ街をゆっくりアフターで周られた方からすると、物足りない感じがするかもしれません。

もし、これらの街のきれいな景色、おいしいもの、「私ならもっと面白い話知ってるぞ」という方がいらしたら是非、SSTRコミュニティーの方に「話の肉盛り」よろしくお願いいたします。

 

 

写真提供(珠洲市関連);栗栖国安・徳永 茂(道の駅すずなり)

ポジドライヴWORKS20 角倉治行 (えんむすびーち)

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